どうしたら出版が叶う?出版は企画が9割
- Marina
- 2024年2月4日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年2月16日

仕事柄、「本を作りたい」という方々にお会いすることがあるのですが、
「その話、ぜひ一緒に本にしましょう!」
と編集者側がノリノリになるケースは、なぜかあまり多くないように見えます。
編集者は出版を通じて「いいもの」を伝えていきたいし、相手も本を作ってほしいと思っている。
需要と供給がマッチしそうなのに、なぜ話がまとまらないのか。
何度もモヤモヤしてきたので、少しまとめておきたいと思います。
この記事が、出版を考えている人のお役に立てれば幸いです。
編集者の特性を知っておこう
出版する際には、必ず担当の編集者がつきますよね。
あなたの話を本にするかしないかは編集者の判断による、と言っても過言ではありません。
なので「編集者」と呼ばれる人たちの特性を知っておくと、出版が実現しやすくなるのではと思います。
(ここでは、雑誌や書籍など「紙媒体の編集者」を想定しています)

編集者は、企画を探している
編集を仕事にしている人は、面白いもの・新しいもの・ネタになるものを無意識に探しています。
何が面白いのか、何が新しいのか、何がネタになるのかは、感性や地域、時代によって変化しますが、私の経験上では、
「これは本にしたい!」
と乗り気になる瞬間というのはたいてい、企画の柱がバチっとハマるとき。
編集者は、「企画を探している」のです。
山田稔さんという書籍編集者さんが『出版は企画が9割』という御本を出されているのですが、まさにその通りだと思うのです。
出版されるかどうかは、企画次第。
編集者はあなたが話しているあいだ、企画になるかどうかを具体的にイメージしたり落とし込んだりしながら聴いている…。
これが編集者の特性です。
「一緒に出版したい」と思われるには
ではどうしたら、編集者が「その話、本にしましょう!」と思うのか。
企画の柱として重要なのは、
魅力的な本のコンセプト、キャッチコピー
目次(具体的な構成!)
話を聴いているうちに、これらが頭の中にどんどん浮かんでくると、
編集者は「これは本にできそう」と感じはじめます。
あとは相性とかタイミングとかいろいろありますが、
具体的にイメージしやすいように伝えられると、「ぜひ一緒に出版しましょう」となりやすいです。少なくとも私は!
出版のお手伝いをいたします
エミーズ編集室では、出版のお手伝いをしています。
2024年1月28日には、編集等を担当させていただいた新刊が発売されました。
『からだはアライメントが9割』という本で、Amazonや全国の各書店で発売中。
著者・高原先生の体験談は最初にお会いしたときから具体的でボリュームがあり、
本のタイトルも目次(構成)もキャッチコピーも、初回打ち合わせでスムーズに浮かんだものをそのまま採用しています。
「あらゆる不調は、からだのゆがみ(=アライメント)を整えれば良くなる」
これからの“健康の新常識”となる大切なメッセージを一生懸命伝えてくれる一冊です。
ぜひお手にとってみてください。
出版を通じて、今後もみなさまと一緒に「いいものを伝える」ことができたら嬉しいです。
「出版したいけど、これまでなかなかチャンスがなかった」という方も、一度ご相談ください。
「出版は企画が9割」:どのように企画すれば出版が通りやすいか、などわかりやすく書かれています。